愛農かまど制作に必要な部材には、愛農会から購入するものと、自分で準備するものがあります。 そのほかに、愛農かまどを作る上で欠かせない木型と、自作の方の場合は設計図を愛農会からレンタルしていただく必要があります。

伝承者と一緒に作る場合であっても木型や鋳物は施主が愛農会から購入しましょう。

―愛農会から購入できるもの

・愛農かまど 焚口扉:税込25,000円
・愛農かまど 金輪大(内径330mm):税込8,500円
・愛農かまど 金輪小(内径300mm):税込8,000円
※「愛農かまど」と銘の入った焚口扉は、愛農会から木型や設計図をレンタルして設置された方のみに販売しております。
※購入できるのは1基設置につき1セット(焚口扉×1,金輪大×2,金輪小×2)です。
焚口扉や金輪など、鋳物についてはこちら

―愛農会からレンタルするもの

・愛農かまど木型:税込30,000円 木型レンタル規程はこちら
・愛農かまど設計図:税込20,000円 設計図レンタル規程はこちら

―必要な材料

板金屋、ホームセンターなどで購入可能 ※現在準備中です。

―譲り受けるなどして準備、無い場合はホームセンターなどで購入

品名必要量備考使用箇所
粘土または壁土ドラム缶(オーブン部分の天板)の上に使用する
ドラム缶(オーブン部分の天板)の上に使用する。壁土と一緒に練る
土・灰かまど内部のスペースを埋めるために使用

―道具について

愛農かまどを作るには、レンガを削るためのグラインダー、モルタルを練るための船やレンガコテなど様々な道具が必要です。
また、現場によって雨や日をよけるタープ、養生テープやシート、大きなビニールシートが必要になるなど、状況によって必要な物や道具は変わります。材料と同じくこちらも参考程度にしてください。
※伝承者と一緒に作る場合は、伝承者が道具の貸し出しを行っている場合もあります。

―基本の道具

名称詳細用途
船や一輪車モルタルとは、セメント1:砂3と水を混ぜたものが
基準でこれに消石灰を混ぜると粘りが出て強度が増す
モルタルを捏ねる容器やレンガを水に浸けるために使用
ねり鍬モルタルを捏ねたりバケツに移したりするのに使用
目地コテ9mm幅レンガとレンガの間にモルタルを詰めたり綺麗にするのに使用
レンガコテレンガとレンガのモルタルの厚み目地幅10mmモルタルをすくったり尻柄でレンガの高さ調整などに使用
水平器及び
まっすぐで直角な角材
レンガの水平を見るのに使用
グラインダー*レンガ用と金属切断用で砥石を付け替えて使用レンガや金属の部材を削ったり切ったりするのに使用
ドリルオーブン口と追い炊き口に扉や取っ手を付けるときに穴を開けるのに使用
ドライバー鉄用と木材用ドリルの刃を付け替え使用
ノコギリ
かんな
カナヅチ
目地ごて
水平器
メジャー
バケツモルタルを入れて運ぶ、スポンジを洗うなど
大きめのスポンジレンガについたモルタルを乾く前に拭き取って綺麗にするのに使用
直角定規、メジャー長い方が20cm位、切るところを計る
鉛筆B以上切ったり削ったりするところに印をつける

愛農かまど伝承者である野呂さんより、「道具は良い物を選んでください。使い勝手が違いますし道具によっては何代にも渡って使えます。」
是非道具を選ぶ際に参考にしてください。

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